代表挨拶

2022年度

理事長就任のごあいさつ

日本アクチュアリー会理事長 上田 泰史

4月1日付で理事長に就任いたしました上田です。よろしくお願い申し上げます。

理事長就任にあたり一言ご挨拶申し上げます。

近年、少子高齢化や金融システムの高度化・複雑化に加え、AIやDXの進展等に伴い、私たちを取り巻く環境は変化してきています。加えて、ロシア・ウクライナ問題等の地政学リスク、コロナによるパンデミックリスク、大地震・洪水等による自然災害リスクなど、いわゆるテールリスクが同時に発現しています。まさにリスクマネジメントのプロである私たちアクチュアリーの責任と、アクチュアリーに対する社会からの期待が一段と高まってきていると感じています。

このような中、庄子前理事長におかれましては、「アクチュアリー行動規範・行動基準の改正・制定」、「新たな領域である、データ・サイエンス、金融システム、アクチュアリアル・リスクマネジメントに関する集合研修の導入」、「アクチュアリー資格試験のCBT(Computer Based Testing)形式への移行」等をはじめとして、当会ならびに当会会員の発展に多大な貢献をしてこられたことに、改めて感謝の意を表したいと思います。

2022年度は、上記集合研修の本格導入とCBT形式の資格試験を着実に実行することに加え、本邦において2025年導入が予定されている経済価値ベースの健全性規制に向けた保険負債評価の技術的検討や検証手法にかかる検討、および2026年に開催予定のICA(国際アクチュアリー会議)のホスト国として本格的な準備を推進して参ります。

また、冒頭に述べたように、それぞれのアクチュアリーが自分自身の知識・技能の向上に努め、プロフェッショナリズムを高めていくことが、従来にも増して大切です。アクチュアリーが社会の負託に応える専門職として着実に前進するため、教育制度の整備・充実を図り、そして会員の皆様方が、互いに協力・切礎琢磨し合う場を提供することで、当会全体の活力の向上に繋げて参りたいと存じます。

当会の運営は、委員会や部会等による活動が中心となりますが、その根幹をなしているのは会員の皆様の積極的なボランティアリズムであります。当会およびアクチュアリー学の発展、アクチュアリーのブランド向上にむけて、全力を尽くす所存でありますので、何卒会員皆様のご理解とご支援、ご協力をお願い申し上げます。

よりアカデミックでよりアクティブな日本アクチュアリー会としていきましょう!

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