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会長就任のご挨拶

日本アクチュアリー会会長 浅野 紀久男

このたび、日本アクチュアリー会の理事長を退任し、平成28年4月1日をもちまして会長に就任いたしました。平成25年6月に理事長に就任して以来、2年10ヵ月の期間にわたり、日本アクチュアリー会は、経済価値ベースのソルベンシー規制への対応、保険商品数理についての研究、CERA資格の段階的な定着などに取り組むと同時に、試験・教育制度の整備や内容の充実を図ってまいりました。その間、当会の内外の皆様には、暖かいご支援とご指導を賜りました。特に、当会の委員会等のメンバーの皆様には、業務ご多忙な中でアクチュアリー会活動に熱心にお取り組みいただきました。ここに厚く御礼申し上げますとともに、引き続きよろしくお願い申し上げます。

さて、後任の理事長に角英幸氏が就任されました。今、アクチュアリーに関わる重要な課題が国内外に山積し、ダイナミックな変化の真っただ中にあります。こうした中で、角理事長は優れた先見性とマネジメント力を発揮され、こうした課題の解決や目標の達成に向けて、当会を的確に導いていただけるものと期待しております。皆様には、角理事長をお引き立ていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、私は会長に就任し、2026年の国際アクチュアリー会議の招致活動に専念することによって、微力ながら角理事長に協力し、当会の活動の一層の活性化と当会の国内外でのプレゼンス向上に貢献できるよう、努力してまいる所存です。

最後になりますが、皆様の今後のますますのご活躍とご発展を祈念いたしまして、挨拶の結びとさせていただきます。

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