アクチュアリーQ&A

「アクチュアリー」について

アクチュアリーとは何ですか

アクチュアリーとは、確率や統計などの手法を用いて、将来の不確実な事象の評価を行い、保険や年金、リスクマネジメントなどの多彩なフィールドで活躍する数理業務のプロフェッショナルです。

より詳しく知るには「5分でわかるアクチュアリー」をご参照ください。

アクチュアリーは、どのような業界で活躍しているのですか。

従前は、大多数の会員が生命保険会社、損害保険会社、信託銀行に所属していましたが、近年では、各省庁、コンサルティング会社、監査法人などに所属しながら、それぞれの専門性を活かして活躍するアクチュアリーも増えています。

より詳しく知るには「アクチュアリーの活躍フィールド」「アクチュアリーという仕事の魅力」をご参照ください。

アクチュアリーになるには、どうすればよいのですか。

日本におけるアクチュアリーとは、日本アクチュアリー会の正会員であることを意味します。正会員の資格を得るためには、日本アクチュアリー会が実施する資格試験全科目の合格とプロフェッショナリズム研修(初期教育)の受講が必須要件です。 資格試験は、「第1次試験(基礎科目)」の5科目と「第2次試験(専門科目)」の2科目、計7科目から成ります。

資格試験の詳細は「アクチュアリーになるには」をご参照ください。

アクチュアリーを日本語で言うと?

「Actuary」という単語は、英和辞典では「保険数理士」「保険計理士」「保険統計技師」などと訳されていますが、日本においても「アクチュアリー」とカタカナ読みで呼ぶのが一般的です。ちなみにActuaryという言葉は、ラテン語の“Actuarius/actus(公務)の記録員”を語源としています(“actus”とは英語の“records”を意味する単語です)。

詳細は「アクチュアリーについて」をご参照ください。

保険計理人とは何ですか。

保険会社の経営にとって保険数理は非常に重要な業務のため、法律(保険業法)によって、保険会社は保険計理人を選任することが義務付けられています。保険計理人は保険料や責任準備金の算出に関する業務や保険会社全体の健全性を確認する業務を行うことが求められており、大きな責任を負っています。

年金数理人とは何ですか。

確定給付企業年金等にとって年金数理は非常に重要な業務となっています。法律(確定給付企業年金法等)によって、企業年金の実施主体が厚生労働大臣に提出する年金数理に関する書類については、厚生労働大臣から認定を受けた年金数理人が確認し、署名押印したものであることが義務付けられるなど、年金数理人は、大きな責任を負っています。

アクチュアリー試験の概要について教えてください。

日本アクチュアリー会が実施しているアクチュアリー資格試験は、アクチュアリーに必要な専門知識や問題解決能力があるかどうかを判定するもので、年1回、12月に実施されます。
資格試験は、第1次試験(基礎科目)と第2次試験(専門科目)に分かれています。
第1次試験は、第2次試験を受けるに相当する基礎的知識を有するかどうかを判定するもので、「数学」、「生保数理」、「損保数理」、「年金数理」、「会計・経済・投資理論」の5科目があります。
また、第2次試験は、専門知識と問題解決能力を有するかどうかを判定するもので、第1次試験の全科目に合格した後、生保コース(「生保1」、「生保2」の2科目)、損保コース(「損保1」、「損保2」の2科目)、年金コース(「年金1」、「年金2」の2科目)の3つのコースから1つを選択します。

アクチュアリーになるには」「受験に関するFAQ」もご参照ください。

「日本アクチュアリー会」について

日本アクチュアリー会とは何ですか。

日本アクチュアリー会は、1899年(明治32年)に創立され、100年を超える歴史を持つ伝統ある団体です。保険数理に関する事項に関わる公益法人として、保険業法上の指定を受け、保険数理などの専門知識を有する者の育成や責任準備金の計算基礎の検討を実施しています。

日本アクチュアリー会ではどのような活動をしているのですか。

日本アクチュアリー会は、アクチュアリー学の研究調査、アクチュアリーの教育・育成、資格試験の実施、海外のアクチュアリー団体との交流など、幅広い活動を行っています。日本の保険行政や社会保障制度に関して、行政機関からの諮問を受け答申するなど、その科学的な発想や行動が期待されています。

日本アクチュアリー会の国内での主な活動内容は「アクチュアリー会の活動」「委員会・研究会の活動」、試験・研修に関する情報は「アクチュアリーになるには」、海外での主な活動内容は「グローバルな活動」をご参照ください。

日本アクチュアリー会はいつ頃設立されたのですか。

日本アクチュアリー会は、1899年(明治32年)に創立されました。
日本に近代的保険事業が誕生したのは1880年前後ですから、まさに日本の保険事業とともに歩んできた団体と言えます。
ちなみに、世界で一番古いアクチュアリー会は1848年に創立されたイギリスのアクチュアリー会ですが、1800年代に存在したアクチュアリー会は、日本アクチュアリー会を含めて世界でわずか9団体でした。
日本アクチュアリー会の歴史は、「当会の概要」で詳しくご覧いただけます。

日本アクチュアリー会の会員数はどれくらいですか。

日本アクチュアリー会の会員には、個人資格の「正会員」「準会員」「研究会員」と、官公庁・法人からなる「法人会員」などがあります。 個人会員は年々増加を続けており、2021年3月31日現在で正会員1,931人、準会員1,297人、研究会員2,144人の計5,372人です。

日本アクチュアリー会の問い合せ先は?

お問い合わせは、「お問い合わせフォーム」よりお願いします。

<日本アクチュアリー会・事務局>
〒104-6002
東京都中央区晴海1-8-10 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーX 2階
公益社団法人 日本アクチュアリー会
Tel: 03-5548-6033
Fax: 03-5548-3233

海外のアクチュアリー会について教えてください。

アクチュアリーは国際的な専門職であり、海外にも多くの国にアクチュアリー会が存在します。世界で最初に創立されたアクチュアリー会は、1848年に創立されたイギリスのアクチュアリー会(Institute of Actuaries)です。また、世界最大の保険・年金市場を持つアメリカのアクチュアリー会(Society of Actuaries)には、25,000人を超える会員がいます。
各国のアクチュアリー会にも独自のホームページがありますので、興味のある方は「関連リンク集」よりご覧ください。

また、多くの国々で活躍するアクチュアリーの国際組織として、国際アクチュアリー会(IAA)があります。IAAは各国のアクチュアリー会によって構成され、学術団体やアクチュアリー専門職の代表団体としての役割を担っています。