例会

2022年度 第3回例会のご案内

2022年9月29日

テーマ
「アクチュアリーチームのためのアジリティ入門」

本講演では、アジャイル手法を紹介し、アクチュアリーチームの効率性、予測可能性、透明性を高めるためにアジャイル手法をどのように利用できるかを説明します。

実際にアジャイルを使った新商品開発等、アジャイルを通常業務に使用しているアジャイルの専門家やアクチュアリーからの紹介となります。 講演者は、アジャイルを使ってきた道のりやプラス面とマイナス面、経験から学んだこと、効率性、予測可能性、透明性を向上させたいチームへのアドバイスについて説明します。 このセッションは、アジャイルな働き方について学びたい方にとって有益であり、参加された方は、アクチュアリーチームにおけるアジャイルの実践がどのようなものか、より深く理解することができるでしょう。

※例会のWebinar化に伴いまして、当日参加が難しい方のために、録画動画の再放送を実施します。 再放送を視聴の場合も当日参加と同様に出席と見做して公式CPD単位を取得可能ですので、当日の参加が難しい方は是非ご活用ください。 再放送の参加方法等は別途ご案内いたします。

日時
2022年10月21日(金) 19:00 - 21:00
会場
ZoomによるWebinar開催
定員
先着500名
講師
Al Mele 氏
(The Global Head of Agility for SCOR)

Al氏は情報技術分野でキャリアをスタートし、生命保険イラストレーション・ソフトウェアのソフトウェア・エンジニアとして勤務しました。 1999年9月、プログラマー/アナリストとしてSCORに入社し、再保険管理システムに携わりました。その意欲、知識、リーダーシップ、顧客サービスで大きな功績を挙げ、SCORでは数々の重要な職務を務めてきました。 2022年4月までは米国マーケットの引受イノベーション責任者として、ベロジカ(米国)チーム、米国データ分析チーム、米国アジャイルセンターオブエクセレンスを担当しました。 この職責においては、米国マーケットのお客様に対して、効率的かつ透明性のある革新的な引受ソリューションを提供することに注力してきました。 現在は、SCORのアジリティ担当グローバルヘッドを務めています。 ノースカロライナ大学チャペルヒル校の卒業生であり、認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)、認定スクラムマスター(CSM)でもあります。

Jennifer Nusbaum 氏
(The Head of Agile Coaching for SCOR’s Americas offices)

Jennifer氏は2022年から現職を務めており、SCOR米州オフィスのアジャイルコーチング責任者として、SCORのアジャイルプラクティスやコミュニティのサポートと推進に注力しています。 それ以前は、米国生命保険事業のサポートに焦点を当てたスクラムマスターのチームを率いていました。 組織のアジリティの利点の熱烈な支持者であり、教育とアジャイル手法の分野で10年以上の経験を有しています。 スクラムアライアンス、アジャイルアライアンス、Women In Agileのローカルチャプターのメンバーでもあります。 2005年にカリフォルニア州立大学サンマルコス校を卒業し、政治学の学士号と社会科学の中等教育教員免許を取得しています。 SCORには2014年に入社しました。

Sidharth Sadani 氏
(Senior Data Scientist)

Sidharth氏は、2021年の初めにシニアデータサイエンティストとしてSCORに入社しました。 以来、プロダクトオーナーとして、アジャイル原則を用いて、例えばIFRS17の前提条件設定のためのOCR + NLPの取り組み等、グループ内の主要なプロジェクトを実現する責任を担っています。 また、お客様との協働プロジェクトでは、SCORの引受加速プラットフォーム上で死亡率モデルや加速度モデルを構築・展開した経験もあります。 2016年にインド工科大学ルールキー校で電子通信の技術学士と無線通信の修士を取得しました。 その後、2018年にヒューストン大学コンピューターサイエンス修士課程を修了しています。 また、米国アクチュアリー(SOA)の準会員(ASA)であり、現在、定量的な金融と投資トラックで正会員(FSA)になることを目指しています。

Dan Delany 氏
(Assistant Vice President, Actuary - Pricing)

Dan氏は2017年にSCORの米国生命保険プライシング部門に入社し、現在はAVPを務めています。 この新しい職務では、お客様の新しいニーズに対応する再保険ソリューションの開発を担うお客様重視のチームの一員として、前提設定からモデリング、利益・キャッシュフロー指標の見直しまで、9社のお客様に対するすべてのプライシング関連業務を主導する責任を担っています。 1998年から2005年まで米国海兵隊に所属し、その後エンジニアリング・サイエンスの準学士号を取得、2008年から2012年まで製造・エンジニアリング分野で勤務しました。 2012年にイースタン・コネティカット州立大学で数学の理学士号を取得し、その後まもなく保険数理分野でのキャリアをスタートさせました。 米国アクチュアリー会の正会員(FSA)であり、米国アクチュアリーアカデミーのメンバーでもあります。

※英語での講演となります。当日は日本語通訳があります。

公式CPD
当日参加:2.0単位
<その他>

詳細案内