2021年度 プロフェッショナリズム研修・第9回例会のご案内
2021年11月15日
- テーマ
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「組織人のバイアスと行動選択」
人は「自分がどう行動すべきか」を正しく認識しても、「正しく行動できるとは限らない」といいます。現に、組織不正が明るみに出ると、 不正に関与したとされる人は「だめだと頭でわかっていた」「魔が差した」などといった理由を口にします。 なかには、「KY(空気が読めない)人だと思われたくなかった」という人もいるかもしれません。 こうした問いに心理学・認知科学と脳科学・神経科学の観点からアプローチしたのが「行動倫理学」です。
今回は、「なぜ良識ある人が無意識のうちに不正な行動を選択するのか」について、ケーススタディを盛り込みながら、行動倫理学の観点から説明します。 (講義後半には、ケーススタディについて小グループに分かれて参加者全員によるディスカッションを行います。)
※例会のWebinar化に伴いまして、当日参加が難しい方のために、録画動画の再放送を実施します。 再放送を視聴の場合も当日参加と同様に出席と見做して公式CPD単位を取得可能ですので、当日の参加が難しい方は是非ご活用ください (今回の再放送は講義後半のディスカッション部分を含まないため、当日参加の場合と単位数は異なります)。 再放送の参加方法等は別途ご案内いたします。
- 日時
- 2021年12月7日(火) 18:00 - 20:00
- 会場
- Zoomミーティングによるオンライン開催
- 定員
- 先着200名
- 講師
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水村 典弘 氏
(埼玉大学大学院 人文社会科学研究科経済系 教授)2003年3月 明治大学大学院商学研究科修了・博士(商学)
2004年4月 埼玉大学経済学部助教授就任
2018年4月~ 埼玉大学大学院人文社会科学研究科教授
経営学・コンプライアンス・行動倫理を研究分野として、「コンプライアンス研修の設計と実際―研修の死角と「やらされ感」を生む原因―」 (日本経営倫理学会誌・2020年)で「水谷雅一(論文)賞・優秀賞」を受賞。
「従業員による「意図せぬ不正」の要因分析」(産業経理・2020年1月)など、論文発表や出版物への寄稿多数。
役員研修・管理職研修・社員研修(日本生産性本部主催)も多数実施。 - 公式CPD
- 当日参加:2.0単位 再放送視聴:1.5単位
<プロフェッショナリズム>