例会

2023年度 第10回例会のご案内

2024年2月5日

テーマ
「コロナ禍の死亡率の変化」

アジア、ヨーロッパ、北アメリカのそれぞれ数か国における2020年から2022年までコロナ禍の死亡率への影響 を、その長期的な傾向と比較した検証結果を説明します。具体的には以下の内容について説明をします。

  • コロナ前の死亡率の長期的傾向
  • コロナ前10年間の死亡率傾向に対するコロナ禍の超過死亡数を推定
  • 超過死亡と一連の社会経済的要因との相関分析
  • 2020年から2022年の死亡率の影響と将来の死亡率影響を予測

パンデミックに関連する死亡率のショックがどのように軽減されるかについての様々な仮定を反映するために、 確率モデルを拡張します。モンテカルロシミュレーションを通じて、寿命への見込まれる死亡率への影響を評価 します。

※当日の参加が難しい方のために、後日、録画動画のオンデマンド配信が予定されています。 オンデマンド配信を視聴した場合にも当日参加と同様、公式CPD単位として反映しますので、当日の参加が難しい方は是非ご活用ください。 オンデマンド配信の日程は次の通りです。
【3月12日(火)~ 3月25日(月) の期間にオンデマンド配信にて再放送を実施(予定)】
再放送の参加方法等は改めてご案内いたします。

日時
2024年2月27日(火)17:30 - 19:00
会場
ZoomによるWebinar開催
定員
先着500名
講師
神谷 信一 氏
(Associate Professor, Nanyang Technological University Singapore)

シンガポール南洋理工大学ビジネススクールの准教授で、保険数理やリスク管理の授業科目を担当。 保険リスク・ファイナンス研究センターの副所長を務める。 2010年にウィスコンシン大学マディソン校で博士号を取得し、2003年にイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で応用数学の修士号を取得。 最近の研究トピックは気候リスク、災害リスク管理、企業リスク管理などで、研究論文はJournal of Financial Economics、Journal of Risk and Insurance、North American Actuarial Journal、やInsurance: Mathematics and Economics などに掲載されている。 慶應義塾大学環境情報学部卒業後、安田火災海上保険に入社。

公式CPD
当日参加:1.5単位 <生命保険>

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