公益社団法人 日本アクチュアリー会
 

アクチュアリーを目指す 座談会

テーマ5 理想のアクチュアリー像

司会

次の質問です。今後、皆さんがアクチュアリーとして、どんな存在になっていきたいと思っていますか?皆さんがめざしている“理想のアクチュアリー像”についてお聞かせください。


鈴木

私は正会員になって日も浅く、まだ具体的な目標は決まっていません。ですが、一つだけ言えるのは、お客様から専門家として信頼されるような存在になりたい、ということです。
そのためには、もっと幅広い経験を積む必要があると考えています。というのも、近年、年金分野でも国際会計基準への対応が求められるなど、環境がダイナミックに変化しています。そうした変化にも対応できるよう、さまざまな経験を積んで、自分の力を蓄えていきたいですね。

堀口

私も、まずは、お客様に信頼される年金数理人になることが目標です。そのためには、やはり年金制度はもちろん、会計や運用などについても、お客様からの質問に答えられるだけの知識を身につける必要があります。特に厚生年金基金制度は歴史が深く、これまでさまざまな法改正が行われてきましたので、その経緯や、背景にある考え方なども学んでいきたいですね。
また、今後も社会環境の変化に応じて年金制度に関する法改正が行われると思います。年金数理人という立場から、そうした法改正に関わり、より良い制度づくりの一助となれれば、アクチュアリーになった甲斐があるというものです。

早瀬

私も同様で、アクチュアリーとして、社内からも、社外からも信頼されるような人間になりたいと考えています。
そのためには、やはり保険に関わるエキスパートとして、激しい変化に対応できねばなりません。日本の法制度の変化はもちろん、諸外国の知識も積極的に吸収したりと、日々の勉強が大切だと思っています。

野村

私の場合、将来というより、まず、現時点で求められているアクチュアリーとしての能力を身につけることが最優先ですね。
あえて将来のことを言えば、アクチュアリーの多様なフィールドの中でも、自分の得意分野と言えるものを見極めて、その道の専門家として活躍したいと思っています。
興味があるのは、大地震や台風など、会社に大きな損害を与えかねない自然災害リスクの評価です。実は、そのために仕事と並行して大学院に通い、地震の発生確率の予測というテーマで勉強している最中です。そこで培った知識を活かして、早くこの分野で会社の役に立てるようになりたいですね。

金森

これまで、アクチュアリーの役割といえば、法律や制度にどう対応するか、といった「守り」の仕事だったと思います。今後は、主体的に社会のニーズに合わせて制度をより良い方向に変えていったり、リスクを踏まえながら最高のリターンを得る戦略を考えていくなど、「攻め」のアクチュアリーをめざしたいと思います。

奥山

以前は深い専門性をもったアクチュアリーに、と考えていたのですが、年金と生保という、異なる分野を経験したことで、少し考えが変わってきました。
分野ごとにそれぞれ視点や考え方が異なるものですが、1つの分野しか経験していないと、その違いに気づかないものです。両方を経験した者だけが、それぞれの違いを理解でき、お互いをうまく橋渡しして、連携させることができると思います。
将来的には、商品開発や資産運用などさまざまな分野の経験を積んで、分野間の連携を生み出せるようなアクチュアリーになりたいですね。

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参加者

司会
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損害保険
年金
三好 茂貴さん
奥山 晃平さん
金森 類さん
野村 俊一さん
早瀬 義人さん
堀口 佳子さん
鈴木 聡司さん

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