例会

2009年度 第2回例会のご案内

2009年8月26日

テーマ
「ソルベンシーII導入を見据えた保険会社のマーケットリスクに関わるALMの方向性について」

ソルベンシーIIの導入を控え準備を進めてきた欧州の生命保険会社が、大きなリスクウェイトを占める資産運用リスクにどのように対処しようとしているのかを実例を交えて紹介する。 ここではサープラス最適化がキーワードとなる。 また、ソルベンシーIIの方向感と同じと考えられる日本の同規制に向け、ALMの観点から、まずはどのようなことを行うべきであろうかを"金利リスクのヘッジ"と"変額・定額年金保険"にフォーカスをあてて投資銀行の立場での考え方を紹介する。

日時
2009年9月14日(月) 15:00 - 17:00
会場
こまばエミナース(ダイヤモンドの間)
講師
飯沼 邦彦 君
(RBS(ロイヤルバンクオブスコットランド)証券 日本支店 シニア・ディレクター 金融法人企画本部 ヘッド・オブ・ソリューション・アンド・アドバイザリー・ジャパン)

都市銀行、生・損保険および再保険分野にて18年の経験を有する。リスク管理、商品開発、ALM等の数理分野の業務を中心とした知識経験の一方で経営企画、営業管理等の業務も歴任してきました。
現職においては、保険、銀行、年金等の金融機関向けにリスクヘッジスキームのご提案、ALM方針策定支援とそのソリューションの開発に従事している。
日本アクチュアリー会正会員
慶應義塾大学理工学部数理科学科卒、
一橋大学大学院国際企業戦略研究科(ファイナンスMBA)修了、
総合研究大学院大学 複合科学研究科統計科学専攻 博士課程在籍中