数理業務のプロフェッショナル
アクチュアリー
座談会

アクチュアリーに興味はあるけれど、実際の働き方やキャリアの広がりはどうなんだろう?――そんな疑問に応えるべく、本コーナーでは現役アクチュアリー6名に、日々の仕事や将来の展望について語ってもらいました。6名のリアルな声から、アクチュアリーという職業の魅力ややりがい、そして未来へのヒントがきっと見えてくるはずです。

INDEX目次

MEMBER参加者

  • 石原 嵩大
    生保アクチュアリー

    理学部数学科出身。学生時代からアクチュアリーに関心を持ち、商品開発や年金業務など幅広く経験。数字への強みと社会貢献への想いを軸に、現場感覚と専門性を活かした分析・発信に取り組んでいる。仕事上で大切にしていることは「お客様のためになっているか」に意識的に立ち返ること。

  • 立花 佳祐
    生保アクチュアリー

    教育学部理学科数学専修出身。保険会社での年金・収益管理・健康増進型保険の企画業務を経て、コンサルティングファーム・ヘルスケアビッグデータ企業に転職。現在は、Fintech領域のスタートアップ企業のCOOを務める。アクチュアリーの価値を多様なフィールドで発信し続けている。

  • 岡部 美乃理
    損保アクチュアリー

    情報理工学系研究科出身。リスク管理や海外ERMを経て、現在は商品開発に従事。産休・育休を経て資格の強みを実感し、アクチュアリーの専門性と柔軟なキャリア形成の可能性を再認識。これまでに培った専門性をさらに広げるため、現在は英語学習にも継続的に取り組んでいる。

  • 貝本 悠
    損保アクチュアリー

    理工学部管理工学科出身。損害保険会社でIFRS対応や保険会計業務に従事し、現在は監査法人でその経験を活かした監査・アドバイザリー業務に携わる。社会人からアクチュアリーを志し、専門家としての誇りを胸に挑戦を続けている。今後は保険以外の分野でも、アクチュアリーの可能性を広げていきたいと語る。

  • 小山田 亮太
    年金アクチュアリー

    理学部数学科出身。年金数理業務を15年経験後、生保分野へ異動し主計業務に従事。専門的な分析をわかりやすく伝えることを心がけ、協調と前向きなチームづくり、組織として成果を最大化する姿勢を大切にしている。将来的には人材育成や組織運営など、業務の幅を広げていきたいと考えている。

  • 屋良 美智留
    年金アクチュアリー

    経済学部出身。企業年金制度の数理計算業務に一貫して携わり、お客様との対話を通じた課題解決にやりがいを感じている。分かりやすい説明を心がけながら信頼関係を築き、資産・負債両面に精通した年金数理人を目指している。常に知識をアップデートし、学び続ける姿勢を大切にしている。