2018年度 第2回例会【トリトン講義】のご案内
2018年8月20日
- テーマ
-
「アクチュアリー × データサイエンス:機械学習で自動化すべき保険業務」
この講義では、世界の保険業界の機械学習に対する動向とベストプラクティス、また保険業務における自動化のポイントを紹介します。 人間とコンピュータがそれぞれ得意にしているところ、データサイエンスの主な課題、また機械学習モデルの精度と解釈性を考慮して、自動化する業務と自動化しない業務を決める簡単な原則やデータサイエンスと保険数理の融合についてプレゼンをしていただき、その後、参加者とディスカッションします。
- 日時
- 2018年9月4日(火) 18:00 - 20:00
- 会場
- アクチュアリー会大会議室(晴海トリトン)
- 講師
-
Xavier Conort 氏
氏は、フランス、ブラジル、中国、シンガポールにて20年近くの実務経験を持つフランスのアクチュアリーです。 2011年にデータサイエンティストへと転向し、Kaggleのコンペティションに参加することによって機械学習の経験をつまれ、それ以来10の賞を獲得し、2012年から2013年度には、Kaggleのデータサイエンティストのトップの座につかれています。 データサイエンティストになる前は、生命保険および損害保険業界にて、アクチュアリー、予算計画部門副責任者、チーフアクチュアリー、財務部長、リスクマネージャなど、さまざまな役割を果たされていました。
Colin Priest 氏氏は、オーストラリア・アクチュアリー会のフェローであり、アポインテッドアクチュアリー、プライシング、リザーブ、リスク管理、商品設計、引受管理、再保険、リレーションシップマネジメント、マーケティングなど、さまざまな保険数理および保険業務に従事されてきました。 氏は、機械学習を保険業界に適用し、データをもとに意思決定することに価値があると強く考えており、DataRobotのプロダクトマーケティングシニアディレクターとして、ビジネスケースの構築方法とデータサイエンスプロジェクトの管理方法について企業にアドバイスする一方、さまざまな国際アクチュアリー学会で頻繁に講演されています。 数多くのCEOやマネジメントロールを経験されており、金融サービス、医療、セキュリティ、石油・ガス、政府およびマーケティングという幅広い分野でデータサイエンスの取り組みを強く支持してきました。また、ヘルスケア科学についても熱心であり、癌研究を支援するためにプロボノの活動もされています。
- 公式CPD
- 2.0単位 <その他>