2017年度 第10回例会のご案内

2018年2月8日

テーマ

「IFRS第17号の解説　―主要コンセプトの議論の変遷を中心に―」

IFRS第17号を構成する主要コンセプト（例えば、Contractual Service Margin (CSM) や変動手数料アプローチ）に至るまでのIASBでの20年にわたる議論の変遷を辿り、基準のより多面的な理解に資する解説を行います。

日時

2018年3月5日（月） 17:00 - 19:00

会場

TKP市ヶ谷カンファレンスセンター(ホール７A)

講師

山田 辰己 先生

山田　辰己先生は、有限責任 あずさ監査法人　パートナー、公認会計士であられます。
1976年慶應義塾大学商学部卒業後、住友商事株式会社で決算業務や海外駐在を経験した後、1993年から2001年まで中央監査法人に勤務されました。 その間、1995年から2001年まで国際会計基準委員会（IASC）に日本代表としてご参加されています。 2001年、国際会計基準審議会（IASB）の設立に伴い、その初代理事に就任、2011年6月の退任まで10年間にわたり、国際財務報告基準（IFRS）の設定にあたられております。 その他、有限責任 あずさ監査法人理事、KPMGアジア太平洋地域IFRS統括責任者、国際統合報告評議会（IIRC）のアンバサダー、国際評価基準審議会（IVSC）評議員、中央大学特任教授、公認会計士・監査審査会委員にもご就任されています。
【著書】
『IFRSの本質　第Ⅰ巻』　（税務経理協会　2017年）
『IFRSの本質　第Ⅱ巻』　（税務経理協会　2017年）
『IFRS設定の背景 － 基本事項の決定・従業員給付 －』　（税務経理協会　2013年）
『IFRS設定の背景 － 金融商品 －』　（税務経理協会　2013年）

公式CPD

2.0単位 ＜会計基準＞