例会

2017年度 第2回例会のご案内

2017年6月8日

テーマ
「グローバルおよび日本における特定疾病発生率のトレンド-日本市場のアサンプションを策定する上で過去のトレンドや海外市場から学べることは」

世界各国で販売されている特定疾病保険商品の多くは長期の保証料率に基づいています。 そのため、保険会社は、発生率の将来トレンドについて常に理解しておかなければなりません。 発生率は、主要なリスクファクターの変動、各国で実施するスクリーニング検査の変更、特定疾病の診断方法の向上によって影響を受けます。 また、薬剤療法や手術等の治療方法の改善や医学の進歩も発生率の変化に寄与します。
本講演では、日本で支払対象になる特定疾病の発生率に関して過去のトレンドを振り返り、トレンドの要因やデータの活用および海外市場から学べる教訓についてご説明することで、発生率が将来どのように変化し得るか一考察をご提供します。
更に、世界の保険市場においてみられる特定疾病保険のイノベーションについても取り上げます。

日時
2017年7月5日(水) 17:00 - 19:00
会場
TKP赤坂駅カンファレンスセンター(ホール13A)
講師
アンドリュー・ガスケル氏

アンドリュー・ガスケル氏は、RGAインターナショナル・コーポレーションのグローバル・プロダクト部門シニア・アクチュアリーであられ、シドニーを拠点に、RGAの各国支店と協力して、生前給付商品の新商品開発の管理・サポートを責務とされています。 現職に就任する以前は、RGAのアジア地域担当ヘッド・オブ・プロダクト・プライシング、RGA韓国支店チーフ・プライシング・アクチュアリーを務めておられました。
シティ大学キャスビジネススクール卒業。 英国アクチュアリー会(IFoA)正会員であり、英国勅許保険研究所準会員でもあられます。 商品開発やプライシング等の業務分野をはじめとして、アジアの再保険業界で10年以上の豊かな経験を有し、2004年にRGAに入社されました。 それ以前は、トローブリッジ・デロイト(シドニー)やワトソン・ワイアット(英国)でコンサルティング業務に従事しておられました。

公式CPD
2.0単位 <医療保険>