2016年度 第7回例会のご案内
2016年9月29日
- テーマ
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「プレディクティブ分析と保険契約者行動のモデリング」
まず、プレディクティブ分析とは何か、そして米国の生命保険および年金業界におけるプレディクティブ分析の現状について一般的な話から始めます。 次に、他業界で仕事をしているアクチュアリーと一緒に働いた私たち自身の経験に基づき、保険以外の業界から学んだことをお伝えします。 その後、アサンプションの設定における保守性のレベルの評価にプレディクティブ・モデルを用いた例を見てみます。 最後に、過去に何が起こったかデータから読み取る記述的分析(descriptive analytics)からビッグデータの利用へと保険業界が進んでいる、データを中心とする分析のステージを見ていきます。 この際、データを可視化するためのツールを含め、プレディクティブ分析を採用する各局面、統計的推測の利用に関する見通しや課題、また第三者データソース利用の利点や課題について論じます。
- 日時
- 2016年10月25日(火) 17:00 - 19:00
- 会場
- TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター(ホール7)
- 講師
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David Wang氏
David Wang氏は、ミリマンのプリンシパルで、米国の生命保険および年金業界でのプレディクティブ分析の利用支援を専門とするミリマンのチームを共同で率いています。 このチームは、マーケティングや販売を目的としたデータ分析の利用とともに、保険契約者行動のモデリングに関する最先端のアドバイスをクライアントに行っています。 彼はまた、プライシング、資本評価、財務報告など、様々なたくさんの年金のプロジェクトに携わっています。 ミリマンの変額年金市場アップデートの四半期報告のコーディネーターも務めています。 彼は、年金や保険契約者行動に関する数多くの論文や記事を執筆しており、SOAのセミナーなどでも頻繁に講師を務めています。
Eileen Burns氏Eileen Burns氏は、プレディクティブ分析を専門とするミリマンのコンサルティング・アクチュアリーです。 彼女は、プレディクティブ分析を用いて保険契約者行動やそれに関連する前提条件を深く理解するための複数の調査研究に携わっています。 また、生命保険および年金商品の数理モデリングにおける幅広い経験を有しており、プレディクティブ・モデルが含む可能性のある多くの数式の説明から、当該概念を応用した中級レベルの1日講座まで、業界の多くのセミナーでもプレディクティブ分析に関連するトピックスで講師を務めています。 また、SOAのPredictive Analytics and Futurism Councilの委員としても活躍しています。
- 公式CPD
- 2.0単位 <生命保険>