例会

2013年度 第6回例会のご案内

2014年2月5日

テーマ
「ORSAに向けたオペレーショナル・リスク、ストレス・テスト、リスク選好の進歩(Advances in Implementing Operational risk, Stress Testing and Risk Appetite for ORSA)」

本講演では、ORSA(リスクとソルベンシーの自己評価)における最も困難な分野における最近の進展についてお話します。 具体的には、オペレーショナル・リスク評価、ストレス・テストおよびリバース・ストレステスト、そしてリスク選好報告書(Risk Appetite Statement)を意味のあるリスクリミットに変換して組み入れることなどを含みます。 これらの問題に内在する複雑さを取り扱うための最新の手法として、認知構造図(Cognitive Mapping)やベイジアン・ネットワーク分析(Bayesian Network Analytics)の使用を含め、論じる予定です。 これらの手法をまず一般的手法として論じ、次に、その手法を使って様々なリアルワールドのリスク管理の問題をどのように解決しているかというケーススタディーを紹介します。 理論面、実務面ともに詳細までお話しし、参加者の皆さまにインタラクティブに質問をして頂ける機会とする予定です。

日時
2014年3月5日(水) 16:00 - 18:00
会場
TKP赤坂ツインタワーカンファレンスセンター(ホール7A)
講師
Joshua Corrigan氏

Joshua Corrigan氏は、ミリマンのプリンシパル兼オーストラリアおよびアジア太平洋地域におけるERMサービスのリーダーであられます。 ERMの専門家であり、保険、銀行、資産管理、エネルギーなどを含む幅広い業界にサービスを提供されています。
オーストラリア アクチュアリー会の正会員、英国アクチュアリー会の正会員、CFA協会認定証券アナリスト、CERAの各資格を保有され、アクチュアリーやリスク管理の専門家の集まりでも積極的に活動されており、多くの著作を執筆するほか、国際的なアクチュアリーの会議でも数多く講師を務められております。 オーストラリア アクチュアリー会のリスク管理実務委員会の議長として、リスク管理についてオーストラリアのアクチュアリー専門職を代表されております。