例会

2008年度 第1回例会のご案内

2008年9月2日

テーマ
「国際会計基準およびカナダGAAPを巡る動向」

国際会計基準導入にかかる負債の評価方法案に対して、カナダの保険監督当局(OSFI)およびカナダアクチュアリー会(CIA)の見解を述べる。
この前提としてカナダの会計基準(CGAAP)およびヴァリュエーション手法(CALM)のしくみと現状、またIFRSとの比較対照を行うことにより、CGAAPの思想を紹介する。

日時
2008年9月22日(月) 14:00 - 17:30
会場
こまばエミナース(ダイヤモンドの間)
講師
サイモン・カーティス  Simon Curtis, Mr.

1984年マニュライフ・ファイナンシャル入社。
マニュライフ・ファイナンシャルのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフ・アクチュアリー。
カナダアクチュアリー会の指定アクチュアリー役割委員会委員長。
さらに、カナダの生命・健康保険協会のソルベンシー委員会の委員長およびOSFI(カナダ監督当局)下のリスクベース資本について進言する顧問団の共同議長でもある。
過去にカナダアクチュアリー会 資本・責任準備金の確率論モデルの開発タスクフォースの委員長を始め多くのタスクフォースや委員会で活躍、同会理事会のメンバーでもあった。

アラン・ブレンダー  Allan Brender, Dr.

OSFI資本会計調査部のスペシャルアドバイザー。
カナダへの国際会計基準の導入および保険会社の資本規制の改定についてのアドバイスを行なっている。2005年末までOSFI数理部のシニア・ディレクターを務めていた。
さらに、カナダ・アクチュアリー財団の議長および米国アクチュアリー財団の理事として活躍中。
かつてMCCSR(カナダにおける生命保険資本要件)の主要設計者であり、その業績を基にアメリカのRBC要件が策定された。