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日本アクチュアリー会資格試験のCBT移行後の運営概要について

2022年3月11日

先般のご案内の通り、公益社団法人 日本アクチュアリー会が実施する資格試験(以下、「資格試験」)について、2022年度より、紙による試験方式から、CBT(Computer Based Testing:コンピューターを利用した試験)へ移行することを予定しています。

従来、東京と大阪の2会場で資格試験を開催していたところ、CBTへの移行により、東京・大阪以外でも受験可能となる予定です。

CBT移行後の資格試験当日の運営や申込受付業務等はプロメトリック株式会社に委託する予定です。
CBT移行後の資格試験の運営概要について、以下の通りご案内します。

※以下の内容は、現時点の想定を記載しており、今後変更される可能性があります。実際の受験にあたっては、2022年7月頃に公表予定の2022年度の資格試験実施要領等をご覧ください。

【CBT移行後の資格試験の運営概要(予定)】

項目 内容 備考
実施時期、回数 年1回(12月頃)の一斉試験

※各科目ごとに特定の日時で一斉に行います。

試験科目 従前通りで変更ありません。
試験範囲 大幅な見直しは予定しておりません。
出題形式
  • 第1次試験は原則多岐選択式で実施します。
  • 第2次試験は選択式・記述式・論述式を組み合わせて出題します。
受験料 2022年度試験では受験料の見直しは予定しておりません。

※法人会員に所属の会員の皆さまは、会社経由での支払いから個人での支払いに変更となります。

受験料の支払い方法は、クレジットカード、コンビニ支払い、ペイジーによる事前決済のいずれか。
受験資格 従前通りで変更ありません。
申込手続き等 受験資格証明が必要な方は、受験申込受付期間より前にプロメトリック社が発行するプロメトリックIDを取得の上、当会での受験資格証明手続きを経て、プロメトリック社HPにて申込を行うことになります。

※当会の会員など受験資格証明が不要な方は、当会での受験資格証明手続きを経ることなく、プロメトリック社HPにて申込を行うことになります。

※事前の受験資格証明手続きが完了しなかった場合、受験申込受付期間になっても申込むことができません。

※法人会員に所属の会員の皆さまもプロメトリック社HPにて各自申込いただきます。

合格発表方法 従前通りで変更ありません。
当会HPで合格者を公表の上、受験者へ合否結果通知(書面)を送付します。
CBT会場に用意されているもの CBTを受験するPC、計算用のメモ用紙
【標準的なキーボードの特徴】
  • テンキーあり
  • カーソルキーやファンクションキー等が独立しているフルキーボード
  • 日本語入力の際に「ローマ字入力」「かな入力」のどちらも使用可能
  • キートップにかな表記がある

※試験会場については、
プロメトリック社サイト
(高品質な試験会場運営 | プロメトリック (prometric-jp.com))
をご確認ください。その他会場に関してご不明な点はプロメトリック社までお問い合わせください。

試験会場に持ち込んで良いもの 黒鉛筆、シャープペンシル(黒芯)、ボールペン、万年筆、フリクションペン等の摩擦熱で筆跡を消すことが可能なペン、電卓、マスク、ハンカチ、ハンドタオル、ポケットティッシュ、目薬

※上記以外の荷物は試験会場のロッカーに保管していただきます。

※持込可能な電卓の要件は従前どおりで変更ありません。

(参考)今まで持ち込み可能だったもので持ち込み不可となるもの 消しゴム、消しゴムがついている筆記用具、鉛筆削り、ペットボトルの飲み物、時計、箱から取出したボックスティッシュ

※消しゴム部分が取り外せる筆記用具は、消しゴム部分を取り外すことで持ち込み可能

※試験残り時間はPC上で把握可能

メモ用紙 会場にて、第1次試験で10枚程度、第2次試験で5枚程度のメモ用紙を配布します。

※試験終了後に回収します。

※メモ用紙はホチキス留めした状態で配布し、ホチキス留めを外したりメモを破いたりする行為は禁止とします。

第2次試験の論述問題でのコピー、ペースト機能 論述問題の解答欄に入力している内容をコピー(カット)、ペーストすることが可能です。 試験本番のインフォメーションページにて操作方法を確認可能です。
CBT体験版について 当会の資格試験用の受験生向け体験版を現在準備中です。準備が完了次第、当会HPにて案内します。
その他 原則、遅刻による入室および途中退出は認めません。

※従来認められていた「開始後30分までの入室」「開始1時間後から試験終了15分前までの退出」は不可になります。

以上