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第31回 国際アクチュアリー会議(ICA2018)について

2018年6月15日

2018年6月3日から8日にかけて、世界各国・各地域のアクチュアリー会(組織)をメンバーとする国際アクチュアリー会【International Actuarial Association (IAA) 】と、ドイツアクチュアリー会【Deutsche Aktuarvereinigung e.V. (DAV)】により、第31回 国際アクチュアリー会議 (ICA2018)がドイツ・ベルリンにて開催されました。

ICA2018は、保険数理、数理ファイナンスのための主要な国際会議です。 プログラムは、会期中毎日開催された、保険、金融と規制分野からの30人以上の著名なゲストスピーカーによるプレナリー(全体)セッション、および280以上のパラレルセッション(論文発表)などから成ります。

本会議には2,700人以上となる各国各地域の組織代表者および参加者が登録され、ICAの歴史の中で最も多くの参加者を集めた世界会議となりました。

40ヵ国以上から集結した440人のスピーカーがICA2018の一翼を担い、日本からも10名、当会からは、年金・医療委員会の吉田 宏輔氏による発表がありました。(写真・左)

なお、当会 吉村 雅明 理事は、国際アクチュアリー会・IAAの現会長を務めており、開会式において、ICAと日本アクチュアリー会創設の関係、20周年を迎えた再編後のIAAの役割、デジタル技術が急速に進展する中での若いアクチュアリーへの期待等に言及したオープニング・スピーチを、ドイツ語、フランス語も交えて行いました。(写真・右)

次回のICAは2022年にオーストラリア・シドニーで、次々回は2026年に東京で開催されます。