第33回国際アクチュアリー会議(ICA2026)東京開催決定
2016年11月26日
11月21日(月)、南アフリカのケープタウンにて、国際アクチュアリー会(IAA)理事会が開催されました。理事会では、2026年に開催される第33回国際アクチュアリー会議(33rd International Congress of Actuaries[略称:ICA2026])の開催地決議が行われ、東京が開催地に決定いたしました。
IAAでは世界各国で4年に1度、ICAを開催しています。この会議では、各国のアクチュアリーによる論文発表を初め、その時々の興味深いテーマについて活発な意見交換が行われています。日本では、1976年、第20回大会が東京で開催され、開会式に当時の皇太子ご夫妻、大平大蔵大臣にご臨席賜り、世界44ヵ国から2,200余名が参加するなどして、大きな成功を収めました。
日本へのICA招致は、前回開催から50年ぶりとなります。招致にあたりましては、麻生副総理兼金融担当大臣、塩崎厚生労働大臣、行政当局、関係諸団体・組織などからサポートレターをいただいた他、実務的には日本政府観光局、東京観光財団をはじめ、多くの方々にご協力いただきました。この場をお借りして、招致に向けてご協力いただいたすべての関係者のみなさまに、心より御礼を申し上げます。
日本アクチュアリー会では、引き続き、IAAと協力して、ICA2026の成功に向けて全会を挙げて努力してまいります。
IAA(International Actuarial Association)は、世界各国のアクチュアリー会を会員とする国際的な専門職団体・教育調査機関であり、保険会計、保険監督、年金・従業員給付、社会保障、教育等の多くの委員会が設置され、多岐に亘る範囲で活発な活動が行われています。
日本アクチュアリー会は、IAAの主要なメンバーであり、IAAの多くの委員会に委員を派遣して、IAAの活動に大きく関与しています。
現在のIAAに加盟している各国のアクチュアリー会は85ヵ国です。