例会

2020年度 第1回例会のご案内

2020年4月14日

テーマ
「IFRS17号におけるイールドカーブ・モデリング:理論と実践の課題」

IFRS17号におけるイールドカーブの仕様(及び流動性プレミアム)に対して、保険会社各社は苦労を重ねています。 ただし、イールドカーブを用い、負債を評価する際、特に確率論的な評価原則に則った場合、理論面と実践上の両方で特有な課題があり、保険会社は注視しています。
本日は、これまで保険会社はどのように流動性プレミアムを取り入れてきたのか(例えば、ソルベンシーIIにおける変額年金等)、IFRS17号アプローチとの差異、そして保険会社において採用できうるソリューションについての紹介等、これまでの重要な論点を振り返ります。

日時
2020年4月23日(木) 17:00 - 18:30
会場
Zoom利用によるWebinar開催
定員
Webinarのため無制限
講師
ウィル ハーリー 氏
(ムーディーズ・アナリティックス ERSインシュアランス(アジア太平洋地域) アクチュアリアル・モデリング・サービス ディレクター)

ウィル ハーリー 氏は、ムーディーズ・アナリティックスのディレクターで、アジア太平洋地域 のアクチュアリアル・モデリング・サービス・チームを統括されています。
2011年にスコットランド、エディンバラに本社を置くBarrie & Hibbert(B&H 、その後ムーディーズ・アナリティックスが買収)に入社し、モデリング・サービス・チームの一員としてモデル・カリブレーションや投資ガバナンス・サービスに従事されました。
2012年にアジアに拠点を移し、同地域の保険会社を支援されています。
B&H入社前は、パフォーマンス・リスク・マネージャーとしてAlliance Trust Asset Managementに勤務されています。
エディンバラ大学数学部卒業。ヘリオットワット大学応用数学修士号取得。CFA協会認定証券アナリスト。

公式CPD
1.5単位 <会計基準>