2020年度 第8回例会のご案内
2021年3月8日
- テーマ
-
「確率的死亡率モデルとその応用:ベイズのすゝめ」
人口集団における死亡率の時間的変動は長寿リスクを引き起こし,その評価や管理のために確率的死亡率モデル(Stochastic Mortality Models, SMM)が活用されています。
この例会の前半では,我が国データへの推定例を示しながら,Lee-Carter(LC)モデルをはじめとする代表的なSMMを概観します。
後半では,パラメータ不確実性を考慮して,ベイズ法によるSMMの利用を考えます。 LCモデルを例にとり,状態空間モデルの枠組みで,ベイズ法の推定,予測,計算の手順を説明します。また,その応用例を紹介します。 - 日時
- 2021年3月31日(水) 18:00 - 20:00
- 会場
- Zoom利用によるWebinar開催
- 定員
- 先着500名
- 講師
-
小暮 厚之 氏
(東京経済大学教授,慶應義塾大学名誉教授,日本保険・年金リスク学会会長,株式会社ProbSpace技術顧問)1986年イェール大学統計学部博士課程修了(Ph.D. in Statistics)。千葉大学,慶應義塾大学等を経て現職。
最近の主な関心は,長寿リスク,介護リスク,健康リスクの統計モデリング。
2018年にSt John's University School of Risk Management Award for Best APJRI paper,2019年に日本統計学会賞を受賞。 - 公式CPD
- 2.0単位 <その他>