例会

2020年度 第4回例会のご案内

2020年12月4日

テーマ
「予測モデリングにおける誤差評価に関する研究」

アクチュアリーがデータに基づく予測を行う際には、予測値だけでなく、そのばらつきにも関心を持つことが多いでしょう。 ところが、現状では、一般的なデータサイエンスの研究は、予測精度を向上させることに主眼が置かれており、 予測値のばらつきについては、アクチュアリーが業務に活用できるほど十分には行われていないと思われます。 そこで、日本アクチュアリー会データサイエンス関連基礎調査WGでは、扱うモデルの種類によらない汎用的な誤差測定方法を研究しています。 現時点での成果は2020年3月発行のアクチュアリージャーナル第110号に「予測モデリングにおける誤差評価に関する研究報告」として掲載されています。
今回は、会員に広く本研究の成果を理解いただき、今後議論を深められるよう、本研究の概要や本研究を理解するにあたって必要な予測モデリングの基礎知識について説明したうえで、 米国の医療費データセットを用いたケーススタディについて解説します。

日時
2020年12月22日(火) 18:00 - 19:30
会場
Zoom利用によるWebinar開催
定員
先着500名
講師
山田 龍太郎 氏
(ウイリス・タワーズワトソン)
平松 雄司 氏
(アクサ生命)
渡辺 努 氏
(第一生命)
公式CPD
1.5単位 <データサイエンス>

詳細案内

■データサイエンス関連基礎調査WGについて

データサイエンス関連基礎調査WGは、会員のデータサイエンスに関する知識・技術の向上に向けて、データサイエンス に関する具体的な調査・研究を推進するため、2019年度に新設されました。

「データサイエンスが会員にとって利用しやすくなるよう、これらのデータサイエンス関連の基礎的な事項について、調 査・研究し、成果を会員に広く伝える」ことをミッションとしています。