試験関連図書に関するお知らせ

「年金」テキストの改訂について

2019年2月12日
テキスト部会

2019年度アクチュアリー資格試験に向け、「年金」テキストを改訂することとしました。

1.「年金」テキストの改訂内容

「年金」テキストについては2016年1月に見直しを実施しましたが、その後、確定給付企業年金法および確定拠出年金法の改正が実施されたため、その内容を反映いたしました。

「年金」テキスト全5分冊のうち、以下の4分冊について改訂を行います。

対象 改訂内容(※)
第1分冊
日本の年金制度
最新の内容を反映
第2分冊
確定給付企業年金
  • 非継続基準の精緻化を反映
  • リスク対応掛金、リスク分担型企業年金を追記
  • 財政運営の変更を反映
  • その他最新の内容を反映
第3分冊
確定拠出年金
  • 企業型確定拠出年金の拠出限度額の年単位化を反映
  • 中小企業退職金共済の解約手当金の取り扱いの変更を反映
  • 継続投資教育、運用商品のデフォルト設定等の変更を反映
  • 個人型確定拠出年金の加入要件の緩和を反映
  • その他最新の内容を反映
第4分冊
企業年金の会計と税制
  • 特別法人税の凍結期間延長を反映
  • リスク分担型企業年金の費用処理について追記
  • 指標がマイナスであった場合の退職給付債務にかかる割引率の取り扱いについて追記
  • その他最新の内容を反映

※ 全体を通じて2017年9月末現在の内容を反映

2.発行時期

2019年2月下旬を予定

※ 本テキストは、5つの分冊方式ですが、分冊単位の斡旋はしておりません。

※ 正会員の方もご購読頂ければ、継続教育の一環として有益と思いますので、ご購入をお勧めします。